いわきのVCSELチップ用トレーはスマホ、ギガビットイーサネットなどに対応

垂直共振器面発光レーザーと訳されるVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)。微細なレーザー光を基板の垂直方向に射出することで様々な用途に活用されます。特にスマートフォン関連分野では、iPhoneXの顔認識機構「Face ID」、左右独立型イヤホン「AirPods」の近接感知機能にも採用されているほか、ギガビットイーサネットやファイバチャンネルの光源、コンピュータマウス、レーザプリンタ、光インターコネクトなどに応用が広がっています。いわきはスマホをはじめ、ギガビットイーサネットやファイバチャンネルの光源、コンピュータマウス、レーザープリンタ、光インターコネクトなどに使用されるVCSELチップの専用オリジナルトレーをご提案します。搬送用、梱包用、輸送用、納品用、保管用、工場工程用、検査用、出荷用など幅広い用途でお使い頂ける専用トレーです。

形状認識の産業用検査システム、自動車運転支援のジェスチャー認識などにもご利用可能

米国の某調査会社によると、垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)の世界市場規模は2015年から2020年にかけて21.9%のCAGR(年間複合成長率)で推移し、2015年の7億8,160万米ドルから2020年に21億米ドルへと拡大すると予測されます。一般的に半導体レーザーは基板面と平行方向に光を共振させ、その方向に光を出射させます。一方、VCSELは反射鏡に半導体もしくは誘電体の積層構造からなる高反射DBR(Distributed Bragg Reflector)を用いることにより、基板面に対して垂直方向に光を共振させ面と垂直方向に出射させます。その構造から製造工程では基板を、へき開せずとも共振器の形成やレーザー特性の検査が可能であり、大量生産に向いているうえ、他の半導体レーザーに比べて比較的安価に製造が可能で、2次元アレーにできる点などの長所を持ちます。また、閾値電流が小さいためシステムの消費電力が小さい、低電流でも高速変調が可能、温度変化に対する特性変化の幅が少なく温度制御装置が簡易化できるのも利点です。このようなアドバンテージを持つVCSELは今後、スマホの顔認証システムに限らず形状認識を応用した産業用検査システムや自動車の運転を支援するジェスチャー認識などにも応用範囲が広がるとみられており、3Dセンシング技術の光源としてもさらに需要が伸びそうです。iPhone XのFaceIDを例にすると、VCSELが射出するレーザーは特殊なレンズの働きで赤外線に変換され、3万以上のライトとして対象物である人間の顔に照射されます。そこから反射があるまでの時間を測定することで顔認識を実現します。顔の動きに合わせてイラストが動く「Animoji」もこの仕組みを応用してユーザーの表情の変化を読み取ります。FaceIDはおもにセキュリティ目的ですが、Animojiの活用事例もあるようにVCSELはエンターテインメント分野での応用も期待されています。AR(拡張現実アプリ)では家具など周囲の物体を認識し距離を測定するためにVCSELの機能が欠かせません。また、VCSELが高性能なほど現実の映像へのアニメーションなどバーチャル映像のはめこみ精度が高まるため、今後の技術向上が期待されています。いわきは設計の自由度の高い真空成型技術を活用し、スマホの顔認証システムをはじめ形状認識を応用した産業用検査システム、自動車運転支援のジェスチャー認識などにも対応する専用トレーを低コスト・短納期でご提供します。

基幹技術の真空成型を駆使しつつ金型からの国内自社工場一貫生産により低コストとスピーディーな納品

いわきは創業以来の基幹技術であり、設計の自由度の高い真空成型技術を活用してVCSELチップ用トレーを製作します。真空成形は金型にかかる圧力が小さいため、一度作った金型は長期にわたって使用可能となります。結果、これまでお客様の負担となっていた金型のメンテナンス費用を大幅に削減します。加えて当社は金型から成形品まで、国内自社工場で一貫生産体制ですので、さらなるコストダウンと短納期を実現します。また、VCSELチップはスマートフォンやギガビットイーサネットやファイバチャンネルの光源、コンピュータマウス、レーザプリンター、光インターコネクトなどに使用される大変デリケートな部品であり、衝撃や落下などによる破損リスクを常に抱えています。いわきはこうした現状をふまえ、設計段階からリスクを最大限軽減し、製品を確実に保護します。あわせて材料段階からの徹底した品質管理により、製品表面への異物の付着はもとより、キズなどから製品を保護します。静電気対策として、いわきは材料シートの表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプをご用意しています。効果は半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下に抑え、静電気対策に万全を期しています。自社一貫生産の当社であれば、多品種小ロットや試作後のデザイン変更などにも柔軟に対応いたします。安心してご用命ください。成形品のみならず金型のご相談もいつでもお受けします。お問合せ頂ければ、担当スタッフが北海道から沖縄まで駆けつけます。あわせてお見積りや納品までのスケジュールなどもご案内申し上げます。お電話お待ちしています。

いわきのVCSELチップ用トレーはここがポイント!

SANやLANなどの短距離通信ネットワークにおいて将来的には主要な光源となるとみられるVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)。共振器の形成やレーザー特性の検査が可能であり、大量生産に向いているうえ、他の半導体レーザーに比べて比較的安価に製造が可能で二次元アレーにできることなどから、2020年には世界市場規模が21億米ドルに達するとの予測もあります。いわきは成長著しいVCSELチップの専用オリジナルトレーを低コスト・短納期でご提供します。製品のおすすめポイントは次の3つです。

  1. 様々な用途・アプリケーションに対応する専用オリジナルトレーです
    いわきのVCSELチップ用トレーは、iPhoneXの顔認識機構「Face ID」、左右独立型イヤホン「AirPods」の近接感知機能をはじめ、ギガビットイーサネットやファイバチャンネルの光源、コンピュータマウス、レーザプリンタ、光インターコネクトなどに使用されるVCSELチップに対応します。また、形状認識を応用した産業用検査システム、自動車運転支援のジェスチャー認識、3Dセンシング技術の光源などにもベストマッチする専用オリジナルトレーです。VCSELチップをめぐっては、グローバルで需要が増大しており、拡大するアプリケーションにあわせていわきは、様々な製品形状や仕様に適応する専用オリジナルトレーを低価格・短納期でご提供します。
  2. 設計からの徹底したリスク管理と静電気対策に万全を期しています
    VCSELチップはスマートフォンやギガビットイーサネットやファイバチャンネルの光源、コンピュータマウス、レーザプリンターなどに使用される大変デリケートな部品であり、衝撃や落下などによる破損リスクを常に抱えています。いわきはこうした現状をふまえ、<設計段階からリスクを最大限軽減し、製品を確実に保護します。あわせて材料段階からの徹底した品質管理により、製品表面への異物の付着はもとより、キズなどから製品を保護します。静電気対策として、いわきは材料シートの表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプをご用意しています。効果は半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下に抑え、静電気対策に万全を期しています。
  3. 真空成型が低コストとスピーディーな納品、柔軟対応を実現します
    いわきは創業以来、半世紀をかけて磨き上げた真空成形技術を活用しつつ、金型からの自社一貫生産により低価格・短納期を実現します。真空成形は金型にかかる圧力が小さいため、一度作った金型は長期にわたって使用可能となります。結果、これまでお客様の負担となっていた金型のメンテナンス費用を大幅に削減します。加えて当社は金型から成形品まで、国内自社工場で一貫生産体制ですので、さらなるコストダウンと短納期を実現します。自社生産の当社であれば、多品種小ロットや試作後のデザイン変更などにも柔軟に対応可能です。また、工業用トレーの専門メーカーとして半世紀の実績と技術をいかし、トレーのみならず金型のご相談もいつでもお受けします。お電話お待ちしています。

株式会社いわき


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