いわきのQFPパッケージ用トレーはお客様のご要望に短納期で対応
半導体の一つとして広く用いられるQFP (Quad Flat Package)パッケージ。いわきは、その専用トレーを製造しています。ここで注目して頂きたいのが生産体制です。当社ではトレーはもとより、金型も国内の自社工場で設計・製造しています。こうした社内一貫生産体制により、お客様のご要望に合わせた納期が可能となり、コストダウンを実現しました。その結果、QFPパッケージ用トレーのご注文は増加基調にあり、大量発注を頂いています。
一方、日々変化するニーズに合わせて、QFPパッケージ用トレーもお客様の製品の形状に合ったものでなければなりません。作業の効率化が求められる中、お客様の自動機にも対応していく必要があります。こうした課題に対しても、社内一貫生産体制という当社ならではのストロングポイントを最大限発揮して、お客様のご期待を上回る製品を提案してまいります。
製品・用途に応じて最適な材料でトレー製品をご提案します
いわきのQFPパッケージ用トレーは、梱包用、輸送用、納品用、保管用など、さまざまな用途に対応しています。また、製造にあたっては、A-PET(非結晶ポリエチレンテレフタレート材)やPP(ポリプロピレン)、PS(ポリエチレン)シートを使用しています。さらにはPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂、アクリル)シート、Hi-PE(耐衝撃ポリエチレン)シート、AES(アクリロニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレン)シート、PQ-ACE(低発泡ポリエチレンシートと高発泡ポリエチレンシートの複合体)シート、PPF(フィラー入りポリプロピン)やPVC(ポリ塩化ビニル)、PSHI(高衝撃性ポリスチレン)など、お客様の製品・用途に応じて最適な材料をご用意しています。
また、当社のQFPパッケージ用トレイは、デートマークに対応しています。これにより、自社の製品がいつ製造されたものであるかを可視化し、製品管理の向上に貢献します。さらにいわきはEU(欧州連合)のRoHS(ローズ;Restriction of Hazardous Substances)やREACH(リーチ;Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of CHemicals)といった有害物質の含有量を制限する国際的な規制もクリアしています。ビジネスが刻一刻とグローバル化する現代。いわきは、確かな技術でお客様の海外進出をサポートします。
いわきのQFRパッケージ用トレイは伝導性や帯電防止にも対応
いわきがご提供するQFPパッケージ用トレーの材料のグレードは大きくわけて次の3種類です。経験豊富なスタッフがお客様の製品・用途に応じて最適なご提案を致します。
- 伝導性グレード
静電気対策として、材料の表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷、または練り込んだタイプ。その効果は半永久的で、表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下に抑えられています。 - 帯電防止グレード
材料に界面活性剤が練り込まれているものと塗布されているものがあり、いずれも表面抵抗値が10の12乗以下に抑えられています。 - ノーマルグレード
静電気対策がされていないタイプです。帯電防止の必要性が低い製品に最適、かつお客様のコストダウンに寄与します。
今後さらなる需要が見込まれるQFPパッケージ。その専用トレーもまた、ビジネス拡大に欠かせない製品となっています。こうした中、いわきは確かな技術力でさらなる高品質・低価格を実現し、これまで以上にお客様に満足して頂けるQFPパッケージ用トレーをご提案してまいります。ご注文から納品までのスケジュールやお見積りなども迅速に対応致しますので、まずはお気軽にお問合せ下さい。