今日、製造工場では自動化が進んでおります。日本国内では少子高齢化などの社会問題がある中、働く人材も減少すると言われております。しかし、小規模の工場ではまだ自動化が進んでおらずハンドリング(手作業)で作業しているのも現状です。いわきではお客様の工場内の自動化やハンドリングに対応した専用トレー「製造工程トレイ」を真空成形にてご提案させていただいております。
自動機に対応したいわきの製造工程トレイ
自動機は自動搬送や搬送ロボットなどがございますが、高価な加工設備、組立機を休止のロスなく活用するための搬送システムです。いわきの製造工程トレはトレーチェンジャーシステムでのトレー収納方法や移動フローにもご対応しております。また、大容量ストックから多品種小ロット対応する製造工程トレイ、部品をつかみ上げセットする「ピック&プレイス」までお客様のご要望に合わせた製造工程トレイをご提案させていただいております。また搬送ロボットに対応した製造工程トレイもご案内しております。お客様の工場の設備にある汎用ロボットを組み込んだ自動ハンドリングシステムに対応した製造工程トレイを製作させていただいております。お客様工場にて対象ワーク(お客様の加工品)やラインレイアウトが変わった際にも弊社でご対応しております。また、カメラを使用した位置補正やキズ検出などの画像処理システムに対応した製造工程トレイも可能でございます。
いわきの製造工程トレイの特徴
いわきの製造工程トレイは、プラスチック製の部品トレーのことです。プラスチックでも様々な種類がございますが、いわきでは主に材料は主にPP(ポリプロピレン)シートをはじめ、PET(ポリエチレンテレフタレート)シート、PS(ポリエチレン)シートを使用し、お客様の製品により弊社が適材な材料をご提案させていただきます。またPPF(フィラー入りポリプロピン)やPVC(ポリ塩化ビニル)、PSHI(高衝撃性ポリスチレン)などの材料もご案内しております。
いわきの半導体トレーには3種類のグレードがあり、安価なグレードで静電気対策のされていないノーマルグレードをはじめ、A材料に界面活性剤が練り込まれているものと塗布されている表面抵抗値が10の12乗以下の帯電防止グレード、そして3種類のグレードのうち最も良いグレードである導電性グレードがございます。こちらは静電気対策として表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプがございます。こちらのグレードは半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下の幅でご案内させていただいております。
いわきの製造工程トレイのオススメのポイント
- 型にかかる圧力が小さい真空成形では、一度金型を作ったら長期間にわたって使用し続けることが可能です。数個の試作レベルはもちろん、何千・何万個単位の大量生産まで、お客さまのご要望に応じて柔軟に対応することが可能です。
- プラスチックのシートを吸い付ける真空成形では、シートの大きさの範囲であればどんなサイズも製造可能です。小さなものはもちろん、比較的大きなものまで成形できます。
- 複雑な構造が不要で、凸(オス)か凹(メス)型いずれかを作るだけなので、金型の製作期間も短く生産可能です。いわきでは金型の企画・設計・製造から成形までのすべてを社内で行っているため、最短3日間という短納期を実現。試作をしてからご希望に合わせ製作も可能です。