いわきのハイバリアフィルム用トレーは有機ELやリチウムイオン電池、特殊部品などにも対応

水蒸気と酸素に対するバリア性を高めた高機能フィルムであるハイバリアフィルム。ベースとなるフィルムの上に水蒸気や空気の透過を防ぐ機能を持つ特殊なバリア膜を形成し、有機太陽電池の発電層や有機ELディスプレイの発光層、有機EL照明などに対する水による劣化や腐食を防止するために使用されます。有機ELディスプレイをめぐっては、水蒸気や酸素に弱い素子をガラス基板で挟んだ構造になっています。このガラスに代わる素材としてハイバリアフィルムを使用することで、ディスプレイの薄型化や軽量化、さらには丸めたり、折り曲げたりできるフレキシブルディスプレイを実現可能にします。また、ハイバリアフィルムは、リチウムイオン電池や医薬、特殊電子部品の外装など、従来アルミ箔などの金属箔が使用されていたパッケージ材料に置き換えることによって金属箔では困難な透明性や電磁波透過性の新たな機能を付加することも可能です。さらにはハイバリアフィルムを食品などの包装材として用いることで食品の長期保存が可能となり、食品ロスの削減につながる上、封入時の風味や食感の保持にもつながります。いわきのハイバリアフィルム用トレーは、有機ELなどのフレキシブルデバイスをはじめリチウムイオン電池、医薬、特殊電子部品などの外装・パッケージ材料、食品包装材など幅広い製品に対応します。梱包用、輸送用、納品用、保管用、工場工程用、検査用、出荷用など様々な用途で多くのお客様にご好評頂いています。

スマートフォンやタブレット、ウェアラブルセンサに加え薄膜新製品などにご利用可能

ハイバリアフィルムをめぐっては用途やアプリケーションデバイスの拡大にともない開発が過熱しており、水蒸気透過率が10マイナス4乗といった高いバリア性能を持ちながらもバリア膜が薄く、曲げたときに割れにくいといった特長を持っており、曲げたり曲面に合わせたりする必要がある用途への採用が加速しています。また、近年では折りたたみや巻き取りが可能なタイプのスマートフォンやタブレット端末などの電子デバイスをはじめ、人体や衣服に密着させることが可能なウェアラブルセンサなどの開発が進んでおり、これらの製品に使用されるハイバリアフィルムをめぐっては、さらなる耐屈曲性が必要になると予想されます。こうした中、メーカーによっては屈曲半径を小さくするため、バリア膜を薄くした製品なども開発しています。柔軟性に優れた材料を用い、バリア膜の緻密化を進めたことで水蒸気透過率を10マイナス4乗レベルに維持しつつも、バリア膜厚を大幅に薄くすることに成功するとともに、屈曲半径1mmでも高い性能を持つハイバリアフィルムを実現しています。また、バリア膜厚を薄くすることにより、ハイバリアフィルムの反り、いわゆるカールをほぼゼロに抑えています。いわきのハイバリアフィルム用トレーは、スマホやタブレット端末などの電子デバイスをはじめ、人体や衣服に密着させることが可能なウェアラブルセンサなどにも応用可能です。また、薄膜かつ耐屈曲性の高い新製品などの専用トレーもご提案します。

光学レンズやミラー用トレーのノウハウをベースにハイバリアフィルムの表面品質を確保

前述のとおり、ハイバリアフィルムをめぐっては、製品の薄型化が加速しています。こうした製品動向に対応するため、いわきは設計の自由度の高い真空成型を活用してトレーを制作しています。当社の真空成型技術は、射出成型と同等の精度を確保します。また、真空成形は金型にかかる圧力が小さいため、一度作った金型は長期にわたって使用可能となります。結果、これまでお客様の負担となっていた金型のメンテナンス費用を大幅に削減します。加えて当社は金型から成形品まで、国内自社工場で一貫生産体制ですので、さらなるコストダウンと短納期を実現します。また、ハイバリアフィルムは表面品質が何より問われる製品であり、表面にキズやクラックなどが無いことが大前提となります。その点、いわきはこれまで様々な工業用トレーを手掛けており、表面品質が重視される超精密クラスの光学レンズやミラーなどの専用オリジナルトレーで豊富な実績を築いてきました。ハイバリアフィルムにおいても、工業用トレーの専門メーカーとして半世紀の実績と技術で、最適な専用オリジナルトレーをご提案します。また、当社は材料段階からの徹底した品質管理により、トレーの品質はもとより、内容物の信頼性を高めます。自社一貫生産の当社であれば、多品種小ロットや試作後のデザイン変更などにも柔軟に対応いたします。安心してご用命ください。成形品のみならず金型のご相談もいつでもお受けします。お問合せ頂ければ、担当スタッフが北海道から沖縄まで駆けつけます。あわせてお見積りや納品までのスケジュールなどもご案内申し上げます。お電話お待ちしています。

いわきのハイバリアフィルム用トレーはここがポイント!

フィルムならではの柔軟性を持ちながら通常のフィルムに比べ水蒸気や酸素を通しにくい性質、いわゆるバリア性と高い透明性を兼ね備えたハイバリアフィルム。有機ELをはじめとしたフレキシブルデバイスやリチウムイオン電池、医薬、食品、特殊電子部品などの外装・パッケージ材料など様々な製品で機能しています。いわきは低価格かつ短納期で高信頼のハイバリアフィルム専用トレーをご提供します。製品のおすすめポイントは次の3つです。

  1. 様々な製品やデバイスに最適かつ幅広い用途でご利用可能なオリジナルトレー
    いわきのハイバリアフィルム用トレーは、有機ELなどのフレキシブルデバイスをはじめリチウムイオン電池、医薬、特殊電子部品などの外装・パッケージ材料、食品包装材など幅広い製品に対応します。また、スマートフォンやタブレット端末などの電子デバイスをはじめ、人体や衣服に密着させることが可能なウェアラブルセンサなどにも応用可能です。薄膜かつ耐屈曲性の高い新製品向けのオリジナルトレーもご提案します。梱包用、輸送用、納品用、保管用、工場工程用、検査用、出荷用といった幅広い用途でお使い頂けるトレイです。ぜひお試しください。
  2. 豊富な実績と確かな技術でキズやクラックなどの製品リスクを大幅に軽減します
    ハイバリアフィルムは、有機ELディスプレイや有機EL照明などに使用されるため、表面品質が何より問われる製品といえます。したがって、表面にキズやクラックなどが無いことが大前提となります。その点、いわきはこれまで様々な工業用トレーを手掛けており、表面品質が重視される超精密クラスの光学レンズやミラーなどの専用オリジナルトレーで豊富な実績を築いてきました。ハイバリアフィルムにおいても、工業用トレーの専門メーカーとして半世紀の実績と技術で、最適な専用オリジナルトレーをご提案します。安心してご使用ください。
  3. 設計の自由度の高い真空成型技術が低コストとスピーディーな納品を実現します
    真空成形技術を活用しつつ、金型からの自社一貫生産により低コストとスピーディーな納品を実現します。当社の真空成型製品は、射出成型並みの精度を確保しつつ、お客様のニーズにきめ細かく対応可能です。国内自社工場で一貫生産の当社であれば、大量生産であればいっそうのコストパフォーマンスを発揮します。一方、試作程度の小ロットでのご注文や多品種、試作後のデザイン変更などにも柔軟な対応可能です。また、成形品のみならず、金型のみのご相談もいつでもお受けします。お問い合わせ頂ければ素早くお見積り申し上げます。お電話お待ちしています。

様々な真空成型トレーについてはこちらオリジナルで作る工業用トレーについてはこちらをご覧ください。

株式会社いわき


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