いわきのFPGA用トレーはデジタル信号処理やソフトウェア無線など各種製品に対応

製造後に購入者や設計者が構成を設定できる集積回路であり、広義にはPLD(プログラマブルロジックデバイス)の一種で、現場でプログラムやバグ修正が可能なゲートアレイであるFPGA(Field Programmable gate array)。このような半導体デバイスをカスタムICと呼びますが、FPGAはカスタムICの代表格であるASICよりも開発期間が短いうえ、開発コストも安いといった利点があります。また、設計段階ではFPGAを使い、最終的に設計が確定したらASICなどに移行して生産するという手法も可能です。こうした技術的なアドバンテージを活かし、FPGAはデジタル信号処理やソフトウェア無線、アビオニクス、ASICのプロトタイピング、医療用画像処理、コンピュータービジョン、音声認識、暗号、バイオインフォマティクス、コンピューターハードウェアのエミュレーター、電波天文学、金属探知機、スマートグリッド、航空機ナビゲーション、自動車運転支援、超音波診断、データセンター検索エンジンなどに幅広く利用されています。いわきのFPGA用トレーは、デジタル信号処理やソフトウェア無線、自動車運転支援システムなど、各種FPGAに対応した専用オリジナルトレーです。梱包用、輸送用、納品用、保管用、工場工程用、検査用、出荷用など幅広い用途で多くのお客様にご好評頂いています。

CPUコアや関連する周辺回路を組み込んだ新型FPGAにもご利用可能なオリジナルトレー

プロセッサとメモリがあればシステムは構築できますが、高速化と低消費電力化のためにはFPGAが必要となります。プロセッサがメモリからプログラムを読み込んで処理を実行すると、処理内容によっては時間がかかることがあります。一例をあげると、データのパケットをいくつかのブロックにわけてブロックごとに異なる処理を実行するといった場合です。この場合は、並列に処理を実行することで全体の処理時間を大幅に短くできますが、プロセッサはこうした処理を得意としません。その点、FPGAは並列処理回路を構成できますのでプロセッサに比べ処理時間を大幅に短縮できます。特定の処理を実行する論理回路を実装したICチップにはASIC(Application Specific IC)もありますが、これは製造時に固定的に回路を形成するもので、消費者向け電子機器など大量生産する場合には一個あたりの製造コストはASICの方が抑えられ、例えば企業内の特定の業務のために数十台、数百台のコンピュータに組み込むといった用途ではFPGAのほうが低コストとなります。また、FPGAは回路データを作成すれば即座にチップに実装して実行してみることができますが、ASICは通常の半導体製造工程で生産されるため設計が完了してから製品が完成するまで最短で数週間かかるという違いもあります。電子製品の開発・試作段階ではFPGAを用い、本生産時には同じ回路設計でASICを製造するといった使い分けが行われることもあります。さらには、回路の間違いが見つかった際、その間違いを修正済の回路に反映してFPGAに書き込みます。このように何回も回路を書き直せるのもFPGAの利点です。FPGAは開発期間が短く、コストも安いのが魅力ですが、およそ20年前には論理ゲート当たりの単価でみると高価でした。コスト高となっていたのは、当時のFPGAが旧式世代の製造技術を活用しており、シリコンダイの面積が大きくなっていたためです。しかし近年のFPGAは最先端のプロセスを採用しているため、シリコンダイが小さくなり、論理ゲート当たりの単価も格段に下がりました。またFPGAとCPLD現在はを比較すると、大きな違いはアークテクチャとなります。CPLDのほうが構成の自由度は小さいですが、遅延時間が予測しやすくチップ面積における相互接続用経路の比率も小さくなります。FPGAは逆に相互接続のほうが支配的であるがゆえ柔軟性は高いといえます。近年はFPGAにCPUコアや関連する周辺回路を組み込み、完全なプログラム可能なチップ上のシステムを実現する製品も登場しています。こうした開発トレンドをふまえ、いわきのFPGA用トレーは、CPUコアや関連する周辺回路を組み込んだ新製品などにもご利用可能です。

真空成型を駆使しつつ金型からの自社一貫生産により低コスト・短納期を実現

いわきはFPGAの様々な製品形状に対応するため、設計の自由度の高い真空成型技術を活用して、専用トレーを製造しています。真空成型は凸(オス)型または凹(メス)型のいずれかを作れば成形可能といった技術的メリットがあります。また、一度作った金型は長期に渡って使用可能です。結果として、これまでお客様を悩ませていたメンテナンスを含む一連の金型コストを大幅に軽減するとともに大量生産を安定化します。また、FPGAは現場でのプログラムが可能である分、製品の信頼性が問われる大変デリケートな部品であり、衝撃や落下などによる破損リスクを常に抱えています。いわきはこうした現状をふまえ、設計段階からリスクを最大限軽減し、製品を確実に保護します。あわせて材料段階からの徹底した品質管理により、製品表面への異物の付着はもとより、キズなどから製品を保護します。また、当社は金型から成形品に至るまで国内自社工場で一貫生産していますので、低価格・短納期でオリジナルトレーをご提供します。多品種・小ロットや試作後のデザイン変更などにも柔軟に対応させて頂きますのでお気軽にお申し付けください。あわせてお見積りや納品までのスケジュールなどもご案内申し上げます。国内自社工場で一貫生産の当社であれば、他社を上回るコスト競争力とスピーディーな納品でお客様のビジネスをサポートします。お問い合わせ頂ければ担当スタッフが北海道から沖縄まで素早く駆け付けます。お電話お待ちしています。

いわきのFPGA用トレーはここがポイント!

現場でのプログラムが可能なゲートアレイであり、開発期間の短縮化やコストが安いことなどから今後さらなる需要が期待されるFPGA。いわきは低価格かつ短納期で高信頼のFPGA専用オリジナルトレーをご提供します。製品のおすすめポイントは次の3つです。

  1. 幅広い製品やシステム、装置に採用されるあらゆるFPGAに対応した専用オリジナルトレーです
    FPGAはデジタル信号処理やソフトウェア無線、アビオクニス、ASICのプロトタイピング、医療用画像処理、コンピュータービジョン、音声認識、暗号、バイオインフォマティクス、コンピューターハードウェアのエミュレーター、電波天文学、金属探知機、スマートグリッド、航空機ナビゲーション、自動車運転支援、超音波診断、データセンター検索エンジンなどに幅広く利用されます。いわきは設計の自由度の高い真空成型を活用し、これら様々な製品やシステム、装置に使用されるFPGAにベストマッチする専用オリジナルトレーをご提案します。CPUコアや関連する周辺回路を組み込んだ新製品にも対応しますので、お気軽にお申し付けください。
  2. 工業用トレーの専門メーカーとして半世紀の実績と技術をベースに製品の信頼性を確保します
    FPGAは現場でのプログラムが可能である分、製品の信頼性が問われる大変デリケートな部品であり、衝撃や落下などによる破損リスクを常に抱えています。いわきはこうした現状をふまえ、設計段階からリスクを最大限軽減し、製品を確実に保護します。あわせて材料段階からの徹底した品質管理により、製品表面への異物の付着はもとより、キズなどから製品を保護します。また、電子部品の大敵となる静電気対策として材料シートの表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプをご用意しています。効果は半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下に抑え、静電気対策に万全を期しています。安心してご利用ください。
  3. 基幹技術である真空成型が低コストかつスピーディーな納品と柔軟対応を実現します
    真空成形技術を活用しつつ、金型からの自社一貫生産により低コストとスピーディーな納品を実現。国内自社工場で一貫生産の当社であれば、大量生産であればいっそうのコストパフォーマンスを発揮します。一方、試作程度の小ロットや多品種、試作後のデザイン変更などにも柔軟な対応可能です。また、成形品のみならず、金型のみのご相談もいつでもお受けします。工業用トレーの専門メーカーとして半世紀をかけて培った技術と築いた実績をベースに必ずお客様のお役に立ちます。まずはお見積りで当社の価格競争力をご実感ください。お問い合わせ頂ければ担当スタッフが北海道から沖縄まで素早く駆け付けます。お電話お待ちしています。

様々な真空成型トレーについてはこちらオリジナルで作る工業用トレーについてはこちらをご覧ください。

株式会社いわき


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