いわきの工業用使い捨てトレーは、高い再現性で製品を確実に保護します
近年、工業用の使い捨てトレーのニーズが高まっています。その背景には、「トレー使用後の回収にかかる手間と費用を減らしたい」。あるいは「トレーを保管するスペースが足りなくて困っている」など、お客様のさまざまなご事情があるようです。こうした中、いわきの工業用使い捨てトレーも近年、保管用、輸送用、検査用、管理用などを扱われるお客様からのご注文が増えているところです。光学用、電子部品用、精密機器用、注射器用、車載部品用など幅広い用途でご利用頂いています。
真空成形により製品側面や底面のあらゆる形状を忠実に再現します
当社は工業用使い捨てトレーを、基幹技術の一つである真空成形を駆使して製造しています。真空成形は、周知のとおり、材料となるフィルムやシート状の樹脂素材を型に密着させる成形方法ですから、お客様の製品の側面や底面の形状を製品に忠実に再現できるメリットがあります。そのため、当社のトレーはお客様の大切な製品をしっかりと固定し、運搬や積み下ろしなどの際に生じる衝撃から製品を保護します。また、お客様の製品がしっかりと固定されることで、お客様からは「数量管理がしやすくなった」などご好評頂いています。ほかにも真空成形には、射出成型と比べて低コストというメリットがあります。当社は金型の企画・設計・製造についても国内の自社工場で行っていますので、よりいっそうの低コスト・短納期を実現します。また、真空成形は、型の改造がしやすいため試作をした後でのデザイン変更が可能、数個の試作レベルから大量生産まで可能、大型サイズも成型が可能などさまざまなメリットを合わせ持ちます。
国際的な環境基準にも適合した材料でグローバル進出をサポート
材料については、A-PET(非結晶ポリエチレンテレフタレート材)やPP (ポリプロピレン)シートをはじめ、PS (ポリエチレン)シートを使用しています。いずれも、RoHS (ローズ;Restriction of Hazardous Substances)や REACH(リーチ;Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of CHemicals) といったEU(欧州連合)の環境基準に適合しており、お客様のグローバル進出をサポートします。ほかにもPMMA (ポリメタクリル酸メチル樹脂、アクリル)シート、Hi-PE (耐衝撃ポリエチレン)シート、AES (アクリロニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレン)シート、PQ-ACE (低発泡ポリエチレンシートと高発泡ポリエチレンシートの複合体)シート、PPF (フィラー入りポリプロピン)やPVC (ポリ塩化ビニル)、PSHI (高衝撃性ポリスチレン)などの各種材料もご用意しています。
回収費用をカットしスペースの有効活用でお客様をサポートします
近年、実績を伸ばしているいわきの工業用使い捨てトレー。おすすめポイントは次の3つです。
- コストダウン、省スペースを実現します
使い捨てトレーであれば、お客様が負担されていたトレーの回収費用をカットし、スペースの有効活用も可能になります。 - 真空成形を駆使し、製品をしっかりと保護します
あらゆる製品の形状を忠実に再現する真空成形を活用し、お客様の製品をしっかりと固定・保護します。これまで煩雑だった数量管理も効率化します。 - 国際的な基準を満たし、グローバル進出をサポートします
用いる材料は、RoHSやREACHといったEU(欧州連合)の環境基準をクリア。お客様のビジネスチャンスを拡大します。
半世紀の技術力でお客様の課題を解決します
いわきは、創業以来半世紀をかけて培った豊富な技術的知見に基づき、幅広い材料の中から、お客様にとって最適な製品をご提案させて頂きます。まずはお客様のご要望をお聞かせください。経験豊富なスタッフが必ずお客様の課題を解決します。お見積りや納品までのスケジュールなどもお気軽にお申し付けください。様々な真空成型トレーについてはこちら、オリジナルで作る工業用トレーについてはこちらをご覧ください。