現在、様々な場所で基板が使われております。例えばお客様が今お使いになっているパーソナルコンピューターやスマートフォンなどの機器です。内部には様々な大きさの基板や様々な種類の基板が使われております。いわきではお客様の製品である基板を保護・保管するため真空成形トレーでご案内しております。
基板の歴史
基板の歴史は古く、1950年頃から1960年にかけて基板の世界は真空管の時代でした。電子部品をベークライト・ラグ板へ取り付け、配線は銅細線をエンパイヤ・チューブに通した空中配線を採用しておりました。1955年頃から1980年頃にはアキシャル・リード部品用自動搭載機が開発され、プリント基板が可能になりました。その後、基板は1970年代の民生用電子機器であるトランジスタラヂオやテレビ、電卓などに採用されました。並行してIC(集積回路)の導入が始まり、表面実装技術として普及し、現在お客様がお使いになっているデジタル電子機器に採用されていきました。
いわきの基板トレーの特徴
いわきの基板トレーは、プラスチック製の部品トレーのことです。プラスチックでも様々な種類がございますが、いわきでは主3種類のグレードがあり、安価なグレードで静電気対策のされていないノーマルグレードをはじめ、材料に界面活性剤が練り込まれているものと塗布されている表面抵抗値が10の12乗以下の帯電防止グレード、そして3種類のグレードのうち最も良いグレードである導電性グレードがございます。こちらは静電気対策として表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプがございます。こちらのグレードは半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下の幅でご案内させていただいております。
いわきの基板トレーの特徴
いわきの基板トレーのオススメのポイントは3つございます。
- 多くのお客様の基板を梱包いたします
効率よく基板を運搬するためには、1度に多く製品を運べなければなりません。そのため基板トレーには、少しでも多くの基板を収納できるような工夫がされています。これにより、製品の安全性を保ちつつ、より低コストでスピーディーに運搬することが可能となります。 - 基板を保護する工夫がございます
いくらたくさんの製品を運べたとしても、そのほとんどが損傷あるいは破損していては意味がありません。製品の保護を再優先に考えつつ、そのうえで運搬効率も考えてさせております。 - 落下時などのトラブルにも対応しております
運送時には、さまざまなトラブルが想定されます。例えば、積み下ろし時に基板をトレーごと落下したと想定します。そうした事態についてもあらかじめ想定しておき、製品に与える衝撃をなるべく少なくするよう設計されています。
50年以上の実績とノウハウを活かしご提案致します
いわきでは、基板トレーを作成する際、最新設備によるコスト削減、精度の向上を実現しております。今まで積み重ねてきたノウハウを活かし、あらゆる工程で迅速な作業をしております。これにより生産性の効率化とともに高品質・高付加価値のある基板トレーをお届けいたします。さらに、お客様の求める特性をしっかりと理解した上で、よりよい基板トレーにしていくため経験豊富な営業スタッフが打ち合わせをいたします。企画に応える確かな技術力で、高品質・高付加価値のある基板トレーをご提供いたします。いわきの営業スタッフは日本全国、北から南までお伺いいたしますので何なりとご連絡ください。様々な真空成型トレーについてはこちら、オリジナルで作る工業用トレーについてはこちらをご覧ください。