真空成型 いわきがこだわり続けて半世紀
いわきでは、真空成型(バキューム成形)技術を使って、光学用、電子部品用、精密機器用、注射器用、車載部品用、食品用など、あらゆるジャンルの包装容器やトレーを製造しています。真空成型は、プレート状やカバー状のプラスチック製品を加工・成形する代表的な製法の一つです。卵のケースやコンビニ弁当のプレートから、大きいものでは自動車のフロント・バンパーまで、私たちの身の回りにある多くの製品が、この真空成型で製造されています。試しに、普段の生活のなかで、真空成型の技術が活用されているものを探してみてください。思った以上に、沢山あるのではないでしょうか。それだけ、真空成型という技術が社会的に意義のあるものということを示しているのです。たしかに、真空成型という言葉は、生活のなかで耳にする言葉ではないかもしれません。しかし、暮らしを支えている技術であるということを意識してもらえれば、必要なものなのだとおわかりいただけることでしょう。多くの職人さんの技術、および企業の企画から開発までのあらゆる努力によって、社会はどんどん豊かになっています。わたしたちはつねにお客さまのことを考えて、より良い真空成型の技術を追求してまいります。わずかな変化が大きなインパクトとなるよう、努力を続けます。
いわきでは真空成型技術を活かし真空成型トレイを生産しております。真空成型金型のコストや、成型品の試作がしやすく、ロット数が大小関係なくご提供ができ、発泡シートを使用した緩衝性のあるトレイをご提案でき、射出成型と比べデメリットが少ないです。様々な素材や薄いもので0.3mmや5.0mmなどの厚さ、凸凹がある表面のトレイをいわきでは生産可能です。また大型の物や小型のトレイや透明な色や緑色、黒色などのお客様のご希望もご提案しております。真空成型トレーを生産する際、シート板で単発の成型機と連続で強い圧力で成型が可能な製造機やプレス機を所有しております。品質もISOの基準に基づいておりますのでご安心してご使用が可能です。お問い合わせは電話やFAXはもちろん、ホームページからも可能なのでお問い合わせ、お待ちしております。
真空成型とは
真空成型の製品は、以下のような流れで作られます。
STEP1プラスチック・シートを上下から加熱して、やわらかくします。
STEP2プラスチック・シートを型にセットします
STEP3シートと型とのあいだの空気を排気して真空にしてシートを型に吸い付けます
STEP4プラスチック・シートをスプレー冷却して固化します
STEP5カッティングなどの後加工を行います
型とシートとのあいだが真空になるということは、その空間が大気圧よりも低い気圧になることを意味します。その気圧差によってプラスチック・シートは型に押しつけられ、型の形状に変化する。真空成型は、この気圧差を利用した成形方法なのです。
真空成型の精度をより高める真空圧空成形
真空成型では、型に吸い付ける力は大気圧(=1気圧)しかないため、製造するものによっては吸着が足りず、きれいに成形ができないことがあります。しかし型と周辺の気圧の差を変化することはできません。そこで、別の力を利用して型とプラスチック・シートを密着させる製法がとられます。その製法の一つが真空圧空を利用した真空圧空成形です。真空成型でプラスチック・シートが型に吸い付けられる際に、さらに圧縮空気(圧空)を吹き付けます。こうすることで型とシートが強く密着されて、より高い精度で型の形状をシートに再現することができます。
こんな場面でも活用可能 いわき真空成型トレー
大きさや形は自由自在。素材も豊富な真空成型トレーは、みなさまのビジネス・シーンのあらゆる面でご活用いただけます。建設機材や工業製品、釘やネジ等の小物の保管・運搬用はもちろん、貴金属や雑貨、化粧品などのディスプレイにも、真空成型トレーをご利用いただいています。 品物の形状・サイズに合わせて作られたトレーに整然と並べれば、ディスプレイ兼インテリアとしてもご利用いただけます。サイズの小さなコレクションの陳列、保管にも真空成型トレーが便利です。入れやすさ、取り出しやすさも考えて企画・設計いたします。真空成型は小ロットでもコストを抑えられる製造法ですから、小売店、個人事業主の方にもおすすめです。 その他にも、「こういう使い方がしたい」「こういう使い方はできないかな」など、どうぞご遠慮なくご意見をお寄せくださいませ。少しでもお客さまのご要望をかなえるべく、努力してまいります。それが結果として、いわきの製品をより良いものへ変えてくれるのです。
より多くの活用シーンがあることによって、いわきの製品はお客さまの目に触れやすくなります。その結果、現状の製品の不備が明らかになり、さらなる改良へと結びつくのです。これまでには、考えられなかったような利用シーンに関しても、これからは模索していければと考えております。
低コスト、短納期、小ロット多品種製造が可能
真空成型では、凸(オス)型もしくは凹(メス)型の片側だけを作れば成形が可能です。型にかかる圧力は高くないため、複雑な構造や強度も不要。短期間で型が製作できて、射出成形や押出成形などにくらべてコストがかかりません。試作してからのカスタマイズ・調整も可能で、小ロット多品種の生産に向いています。その一方で、一度、真空成型用の金型を作れば長期間使用することが可能ですから、何千・何万個単位の大量生産への展開も可能です。こういった点が、真空成型による製造のメリットと言えるでしょう。型には金属や木型、樹脂素材を使ったものがあります。いわきでは、自社内に7台の金型加工機械を備え、企画・設計から成形まで、責任をもって一貫して請け負っております。一貫した製造が行えることにより、お客さまには安心して製品をお使いいただくことが可能です。まずは、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
真空成型のメリット
真空成型は、プレート状やカバー状のプラスチック製品を加工・成形する代表的な方法の一つ。熱してやわらかくしたプラスチック・シートを型にセットして、シートと型とのあいだの空気を吸い出して、真空状態にすることで型に吸い付けて形状を作りだします。成形後に余分な部分をカットするなど仕上げ加工を施して、製品ができあがります。真空成型で作られる身近な製品としては、卵のケースやコンビニ弁当のプレート、自動車のメーター等が並んだ計器板(インパネ)などがあげられます。いわきでは真空成型を利用して、光学用、電子部品用、精密機器用、注射器用、車載部品用、食品用など、あらゆるジャンルの包装容器やトレーを製造しています。梱包用、輸送用、納品用、保管用など、多様な場面で、みなさまの「あったらいいな」にお応えします。
型の製作費が安いため低コストを実現
熱したプラスチック・シートと型とのあいだを真空状態にして吸い付ける真空成型では、凸(オス)もしくは凹(メス)型の片側だけを作れば成形が可能です。また、型にかかる圧力は私たちが暮らしているのと同じ1気圧と低くてすむため、型には複雑な構造や強度は必要ありません。真空成型では、型の製作にかかる初期費用を安く抑えて、包装容器やトレーを製造することができるのです。 低コストを実現することは、いわきにとっても、そしてお客さまにとっても重要なことです。製品コストが下がるということは、ビジネス全体におけるコストにも影響を与えるということになります。その結果、より良い製品を開発することにもつながりますし、ひいては社会全体への貢献にもなるのです。 このようにいわきでは、できることからはじめて、少しでも多くの貢献をできればと考えております。ひとつひとつの製品は、それほど大きな役割を果たせないかもしれません。しかし、小さなことからはじめていき、やがて大きな成果を生めるよう、引き続き努力をつづけてまいります。
小ロットから大量生産まで柔軟な対応が可能
型にかかる圧力が小さい真空成型では、一度型を作ったら長期間にわたって使用し続けることが可能です。数個の試作レベルはもちろん、何千・何万個単位の大量生産まで、お客さまのご要望に応じて柔軟に対応することができます。小ロットの生産に関しても、大量生産に関しても、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ
大きなものから小さなものまで幅広く製造
プラスチックのシートを吸い付ける真空成型では、シートの大きさの範囲であればどんなサイズも製造可能です。小さなものはもちろん、比較的大きなものまで成形できます。 大きさの大小に対して、柔軟な対応ができるということは、それがそのままお客さまの満足度を高めることにもつながります。たとえ小さな違いでも、ユーザーさまにとっては大きな変化ということがあるのです。そのようなご要望に対しても、いわきでは誠心誠意応えていく所存でございます。まずは気軽にご意見をお寄せくださいませ。
社内一貫生産だからこその短納期
複雑な構造が不要で、凸(オス)か凹(メス)型いずれかを作るだけでいいので、金型の製作期間も短くてすみます。しかも、いわきでは金型の企画・設計・製造から成形までのすべてを社内で行っていますから、最短3日間という短納期を実現。試作をしてからご希望に合わせてのカスタマイズも可能です。ご要望にベストマッチした製品を短納期でお届けいたします。
真空成型の材料
いわきの真空成型は、プレート状やカバー状のプラスチック製品を加工・成形する代表的な方法の一つです。熱し、やわらかくしたプラスチック・シートを型にセットし、シートと型とのあいだの空気を吸い出し、真空状態にすることで型に吸い付けて形状を作りだします。成形後に余分な部分をカットするなど仕上げ加工を施し、製品ができあがります。いわきでは真空成型を利用して、光学用、電子部品用、精密機器用、注射器用、車載部品用など、あらゆるジャンルの包装容器やトレーを製造しています。梱包用、輸送用、納品用、保管用など、多様な場面でお客様のご希望にお応えします。
いわきの真空成型トレーの登場
いわきでは1969年の創業時、研磨で作られているガラス製球面レンズが主流で、デジタルカメラが普及する以前の頃。光学レンズの製造会社のお客様は光学レンズを紙で巻いて出荷しているのが主流でございました。光学レンズには紙粉が付き、紙「ヤケ」を起こし光学レンズの不良も増える一方、キズが付き易く、紙に巻く作業が非常に工数の掛かる現状でございました。そのような現状でキズが付かない、個数が数えやすく、運搬しやすいレンズパックトレーをいわきがご提案させていただいたところ、光学レンズ製造のお客様に大変ご好評を頂きました。その後お客様のニーズにお応えし様々な真空成型トレーをご提案致しました。
真空成型技術
工業用トレーのプロ集団であるいわきは、創業以来磨き上げた高度な真空成型技術を駆使し、お客様のニーズにきめ細かく対応します。当社の真空成型は射出成型と同等の精度を確保します。当社は金型から自社一貫生産体制を構築していますので、他社を上回るコストパフォーマンスとスピーディーな納品を実現します。原料段階から工程ごとに徹底した品質管理を行うなど、安心してお使い頂けるトレーです。
真空成型機
いわきの真空成型機は、プレート状やカバー状のプラスチック製品を加工・成形する製造機です。熱し、やわらかくしたプラスチック・シート素材をを型にセットし、シートと型とのあいだの空気を吸い出し、真空状態にすることで型に吸い付けて形状を作りだします。成形後に余分な部分をカットするなど仕上げ加工を施し、製品を生産致します。いわきでは真空成型機を利用して、いわきではこれまでお客様が求めているものを的確にとらえ、高品質高付加価値なトレーを数多くお届けしてまいりました。今までの経験とノウハウを活かし、企画・設計から金型製作・成形まで真空成型トレーを利用して、光学用、電子部品用、精密機器用、注射器用、車載部品用など、あらゆるジャンルに対応したトレーを製造しています。
いわきの真空成型トレーの登場
いわきの自社工場は主に真空成型技術を活用した真空成型工場設備として真空成型機・プレス機などがございます。
いわきではお客様の製品に適している材料を使用した真空成型トレーをご提案しております。例えば耐油性を持った材料や、衝撃吸収に優れた材料、静電気対策の材料などです。いわきの真空成型材料は様々な種類がございますが、いわきでは主にA-PET(非結晶ポリエチレンテレフタレート材)やPP(ポリプロピレン)シートをはじめ、PS(ポリエチレン)シートを使用し、お客様の製品により弊社が適材な材料をご提案させていただきます使用させていただいております。また、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂、アクリル)シート、Hi-PE(耐衝撃ポリエチレン)シート、AES(アクリロニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレン)シート、PQ-ACE(低発泡ポリエチレンシートと高発泡ポリエチレンシートの複合体)シート、PPF(フィラー入りポリプロピン)やPVC(ポリ塩化ビニル)、PSHI(高衝撃性ポリスチレン)などの材料もご案内しております。その他にも様々な素材をご提案しておりますので何なりとお申し付けください。材料の特性では3種類のグレードをご用意させていただいております。安価なグレードで静電気対策のされていないノーマルグレードをはじめ、材料に界面活性剤が練り込まれているものと塗布されている表面抵抗値が10の12乗以下の帯電防止グレード、そして3種類のグレードのうち最も良いグレードである導電性グレードがございます。こちらは静電気対策として材料の表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプがございます。こちらのグレードは半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下の幅でご案内させていただいております。
型の製作費が安いため低コストを実現
熱したプラスチック・シートと型とのあいだを真空状態にして吸い付ける真空成型では、凸(オス)もしくは凹(メス)型の片側だけを作れば成形が可能です。また、型にかかる圧力は私たちが暮らしているのと同じ1気圧と低くてすむため、型には複雑な構造や強度は必要ありません。真空成型は射出成形とは異なり、型の製作にかかる初期費用を安く抑えて、包装容器やトレーを製造することが可能です。
型の製作費が安いため低コストを実現
型にかかる圧力が小さい真空成型では、一度型を作ったら長期間にわたって使用し続けることが可能です。数個の試作レベルはもちろん、何千・何万個単位の大量生産まで、お客さまのご要望に応じて柔軟に対応することができます。
大型の物から小の物まで幅広く製造
プラスチックのシートを吸い付ける真空成型では、シートの大きさの範囲であればどんなサイズも製造可能です。小さなものはもちろん、比較的大きなものまで成形できます。 大きさの大小に対して、柔軟な対応が可能なのでお気軽にご意見をお寄せください。